列車の旅
2005年 02月 27日
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列車の旅は大好きである。
イランの列車はスピードもそれほど早くなく、本数も少ないので、決して便利な交通手段ではないが、その分、のんびりとした味わいがあって楽しい。
座席は四人あるいは六人のコンパートメントで、切符はほとんどが前売りで、どんな人が同室になるかは乗り込むまで分からない。しかし、発車までの間に車掌が見回り、家族などでない男女が一緒にならないように席替えをしてくれるので、見知らぬ男性と一緒にされて気詰まりになる心配はない。
バスの狭い座席と違って、足を伸ばしてゆったりと外の景色を楽しめるのも列車の旅の良いところ。同室の人たちとおしゃべりをしたり外を眺めたり。お菓子や果物などを分け合ったりお茶をもらったり。おしゃべりで陽気なイラン女性たちとの一時は楽しくもあり、あまりのもてなしぶりに少し疲れることもあり。
テヘランからカスピ海へと抜ける路線は山間を縫って走っている。テヘラン州を抜けるまでは、両側に迫る緑のない山々と谷底の緑とが印象的で、マーザンダラーン側に抜けると途端に山も大地も緑一色となる。
トンネルを抜けるとそこは雪国だった、ではないが、山を越えるとそこは緑の国だった、である。

写真のほぼ真ん中を通っているのが線路。カスピ海へ抜ける直前のフィールーズクーフ付近では、このようにずっと谷を走っている。
イランの列車はスピードもそれほど早くなく、本数も少ないので、決して便利な交通手段ではないが、その分、のんびりとした味わいがあって楽しい。
座席は四人あるいは六人のコンパートメントで、切符はほとんどが前売りで、どんな人が同室になるかは乗り込むまで分からない。しかし、発車までの間に車掌が見回り、家族などでない男女が一緒にならないように席替えをしてくれるので、見知らぬ男性と一緒にされて気詰まりになる心配はない。
バスの狭い座席と違って、足を伸ばしてゆったりと外の景色を楽しめるのも列車の旅の良いところ。同室の人たちとおしゃべりをしたり外を眺めたり。お菓子や果物などを分け合ったりお茶をもらったり。おしゃべりで陽気なイラン女性たちとの一時は楽しくもあり、あまりのもてなしぶりに少し疲れることもあり。
テヘランからカスピ海へと抜ける路線は山間を縫って走っている。テヘラン州を抜けるまでは、両側に迫る緑のない山々と谷底の緑とが印象的で、マーザンダラーン側に抜けると途端に山も大地も緑一色となる。
トンネルを抜けるとそこは雪国だった、ではないが、山を越えるとそこは緑の国だった、である。

写真のほぼ真ん中を通っているのが線路。カスピ海へ抜ける直前のフィールーズクーフ付近では、このようにずっと谷を走っている。
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by sarasarajp
| 2005-02-27 22:31
| テヘラン州
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