これまでの旅の思い出
by sarasarajp
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 当ブログの親ブログ。イラン生活13年目に突入したサラさんの日常雑感。

「イランという国で」





カテゴリ:あちこち歩いて思うこと( 138 )
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2005年 05月 21日 |
 元来、旅の荷物は比較的少ない方なのだが、最近は仕事などが旅先にまで持ち込まれ、荷物が増えている。
 以前ならリュック一つで出かけたようなところでも、今は仕事用のPCがお伴に欠かせない。

 職業欄に「旅人」と書くのが目標、と話したことがあるが、旅をするには先立つものが必要で、私の場合それを稼ぎ出すための原稿を書くPCが不可欠だというのが最大の悩みである。(本職であるはずの研究活動にももちろん不可欠なのだが、こちらは今のところ一銭にもならないのが悩みの種)
 モバイルなら小さくて邪魔にならないかと、知り合いのものなどを試させてもらったがやはり少し不便なので、どうしてもPCを持ち歩くことになる。しかしこれがかさばるし重い。バスや乗り合いタクシーを乗り継ぐような旅には全く向かない。

 博士論文を書き終わり、それまでだましだましもたせていたPCを新しいものに買い換えることにした。持って歩くのに少しでも楽なようにと、「軽くて丈夫なもの」「バッテリー駆動時間が長いもの」を条件に、友人たちなどに相談し、少し予算オーバーだったが新機を購入。以前のものに比べるとずっと軽い。

 イランに戻ってすぐに仕事で行ったヤズドにも、新しいPCはお伴をした。この時は、博士論文の口頭試問で指摘された点の訂正という、細かくも悩ましい作業のためで、PCの他にも論文のコピーを700枚も持ち込む羽目になってしまった。自分一人の身軽な旅行ではなかったから良かったものの、私としては大荷物を持っての移動だった。

 暑くて外での仕事ができない昼下がり。昼寝への欲求と戦いながら、次の仕事の時間までキーボードを叩く。何ともけだるい時間。

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2005年 05月 16日 |
 夏の日中の気温が高い国々の多くでは昼寝の習慣があるという。
 日中の気温が40度を超えるイランでもこの習慣は生きている。

 朝8時には官公庁も商店も活動を始め、1~2時くらいには午前中の仕事が終わる。
 商店は午後4~5時頃から再び店を開け始め、業種にもよるがかなり遅くまで営業をしている。

 人々は夕方になって日が傾くと、家族と、友人と、あるいはまた恋人と連れだって、買い物へ、あるいはまた公園へと歩く。

 こうした時間の流れに慣れてしまうと、日本の中途半端な時間から営業し、だらだらと長いだけの営業というのは、夏の場合、かえって効率が悪いのかもしれないと思ってしまう。実際、朝涼しいうちに外出を済ませてしまいたくとも、日本の営業時間帯ではなかなかそうもいかない。
 スーパーでバイトをしていたことがあるので分かるが、学校の夏休み以外は昼は売り上げはそれほど良くない。

 夕方になって、家族揃って散歩をしている姿を見ると、家族の幸せというのは決してお金だけではないということを感じないではいられない。

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 写真は夕方の公園のカップルたち
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2005年 05月 15日 |
 イランでは実のなる木が街路樹に使われていたり、公園や水場など公共の施設などに植えられていたりします。
 これらの木になった実は全ての人へ平等に権利が与えられ、誰もがその実を自由に食べることができるのです。
 時にその木は神への寄進財(ワクフ)の一つとして植えられ、管理されているものもあります。
 歩き疲れた時など、こうした木から少しその実をもらって食べることがあります。また、地方へ旅をした時など、その土地の人がそうした木から沢山の実を取って渡してくれることがあります。

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 今、イランでは桑の実が盛りを迎えています。
 我が家の近所でも、先日まで仕事で訪れていたヤズドでも道ばたに植えられている桑(トゥート)が実をつけています。柔らかなその実を取って食べると、疲れも少し癒されるような気がするのです。


 写真は街路樹として植えられた桑の実。日本の桑よりもずっと背が高く、実は白い。
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2005年 04月 03日 |
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 イランのオートバイの後ろによく欠けられているホルージーン

 両脇の袋に荷物を入れることができる便利なもの

 もともとは馬やロバの背にかけていたものでとことん実用品なのだけど

 古い手織りのものなどは古物市場で結構な値段で売られていたりする

 今は機械織りのジャージーム調のものがほとんどだが

 これを見ると

 イラン人にとってオートバイがあくまで馬やロバの代わりの実用品なのだということを感じさせられる
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2005年 03月 14日 |
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 イランはガソリンスタンドの数が少ない。

 その上、町の中にはほとんどなく、町の周辺部か外にあることが多い。

 休日になると、地方や郊外へ遊びに行く人や帰る人の自動車で、数少ないガソリンスタンドは大渋滞を引き起こす

 燃費の悪い古い自動車が多いことと、ガソリンスタンドが少ないことから、ポリ容器にガソリンを入れてトランクに積んでいる人も見られる

 順番を待って並ぶ自動車を横目にオートバイが横入りをしてガソリンを入れていく

 順番を待ちたくない人が列の外に自動車を止めて、列に割り込み、ポリ容器にガソリンを入れてもらい、漏斗で自分の自動車にガソリンを入れたりもしている

 怖いことに、くわえたばこでガソリンを入れている人も見られる

 こんな秩序のある無秩序を見ていると

 イランらしさを感じないではいられない
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2005年 03月 07日 |
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 お茶でも飲んで一休みしようか。
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2005年 03月 01日 |
 各地を歩いていると、いろいろな人に話しかけられる。
 通りすがりのおばさんや、道ばたで井戸端会議中のおじさんたち。そして学校帰りの子供たち。
 仕事中に話しかけられるのははっきり言って迷惑なのだが、仕事が終わったときなら時間があるときにはそういった人たちの相手をすることも多い。

 大抵はどこから来たのか、どうしてここにいるのか、日本はどんな国か、おしんは見たのか等々。これもはっきり言えばイランに来てから何百回も繰り返された質問ばかりで、代わり映えがしない。しかし、これを終えれば、こちらの質問にも落ち着いて答えてくれる。そこに住む人のその土地の情報は有益だし興味深い。

 話をしているうちに人が増えてきて、人だかりができてしまう。
 子供たちはこちらが持っているカメラに目をつけて、自分を撮れと言い始める。これもシーア派地域ではよくあること。
 シーア派地域では写真に対するタブー観が薄いのか、女性たちも自分を撮れと言ってくることが多い。若いお嬢さんたちも、恥ずかしがりはするが逃げていったりすることは少ない。
 いつもおもしろいと思うのが、写真を撮れ撮れと迫ってくるが写真がほしいからではなく、撮ってもらうことが彼らの満足であるらしいこと。
 もちろん、次に同じ場所へ行く時にはプリントした写真を渡すようにしているのだが、そんなことは考えてもいなかったと言わんばかりに喜んでいることから、本当に写真が欲しくて撮ってもらったのではないということがよく分かる.


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 写真はエスファハーンの公園で話をした女子高生。カメラを向けると、「ええ〜。ダメよ」と言いながら素早くマグナエ(彼女たちがかぶっているもの)の形を直し、ポーズをとってくれた。
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2005年 02月 22日 |
 日本を見ていてもイランを見ていても、隣国と仲が悪いというのは仕方のないことなのだろうかと悩むこともしばしばだ。

 一時期のイランは、イラクとは国交なし、トルコやアゼルバイジャン、パキスタンとはぎくしゃく、アフガニスタンとは北部同盟への支持を行うことで混乱を長引かせ、と、それほど悪くないのはトルクメニスタンくらいか?というほどだった。

 こうした情況からか、イランは外国人が国境州へ立ち入ることを嫌がっていた。これはイラクやアフガニスタンの情勢が変わった今でも続いている。
 特に、イラクと国境を接するイーラーム州とコルデスターン州、パキスタンやアフガニスタンと国境を接するスィースターン・バルーチェスターン州ではひどかった。

 ぶらぶらとバーザールを歩いているといつの間にか警官が後ろでぴったりマークしていたり、ホテルで不審尋問をされたり、ひどい時には情報省のオフィスへ連行されたりとろくなことがなかった。

 コルデスターン州の町、サッケズのバーザールを日本から来た先生方と歩いている時、後ろから近づいてきた情報省職員に問答無用で情報省オフィスに連行された時が一番面倒だった。
 旅行前にあらかじめ旅行スケジュールを治安維持警察に提出して許可を得ていたのだが、許可書をその時はたまたま持っていなかったため、少し面倒なことになってしまった。また、私と友人の二人がペルシア語を話せるのでなおのこと不信感をあおったらしい。
 どうなることやらと不安になったが、何と言うことはない、私がたまたま持っていたテヘラン大学の学生証を提示した途端に、「なんだ、イランの学生だったのか」で解放されたのだ。厳しいのか厳しくないのか、全く分からない国だ。

 友人は、旅行途中、同行していた先生と朝の散歩をしている途中で会ったイラン人に朝食に誘われ、その人の家で朝食をごちそうになっているところを警察に踏み込まれたそうだ。近所の人の密告によるものらしいのだが、こうなると、親切で人懐っこいイランの人の好意に簡単に甘えることもできなくなってしまう。

 国境州以外ではそういうことは滅多にないだけに、国境州での異常なまでの神経質さが目立ってしまう。スパイを疑うのなら、あからさまに外国人である我々よりも、国境をまたいで存在するクルド人やバルーチ族、アラブ系住民を疑うべきなのでは?と不思議に思わずにいられない。
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