旅のお伴
2005年 06月 12日
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この二三年は仕事での移動ばかりで、自分のための旅行というのがほとんどなかった。
それでも、自分の研究の調査のために、時に小旅に出ることがある。
旅のお伴は、カメラなどの撮影機材の入ったデイバック、三脚、資料のコピーや関係機関に宛てたレターの入ったケース、そしてお茶のポット。
イラン人の旅行には、このお茶のポットが欠かせない。
初めの頃は、「なんでそんなものをいちいち持ち歩くんだ?」と思っていたものでしたが、これを持ち始めると確かに便利だった。
ポットを持ち歩くイラン人の多くは、「お茶にお金を使うなんて」という意識からだろうが、我々外国人研究者の場合は少し違う。
イランの主要街道には、ドライブインが多くあってお茶を飲むことができるが、街道からはずれた場所で調査をしていると、喉が渇いてもドライブインどころか商店さえ見あたらないこともある。自然、ミネラルウォーターのペットボトルかポットを持ち歩くことになる。
こうした事情からお茶のポットを持ち歩く人が多いイランでは、ドライブインや街道沿いの食堂でポットにお湯を詰めてくれるサービスがある。おもしろいのが、ポットの大きさが大きかろうと小さかろうと、ポット一つあたりいくら、という料金設定になっていることだろう。運転手と自分の分しか必要ないので、小さなポットしか持ち歩いていない私にとって、何となく損をした気分になる料金設定である。
それでも、自分の研究の調査のために、時に小旅に出ることがある。
旅のお伴は、カメラなどの撮影機材の入ったデイバック、三脚、資料のコピーや関係機関に宛てたレターの入ったケース、そしてお茶のポット。
イラン人の旅行には、このお茶のポットが欠かせない。
初めの頃は、「なんでそんなものをいちいち持ち歩くんだ?」と思っていたものでしたが、これを持ち始めると確かに便利だった。
ポットを持ち歩くイラン人の多くは、「お茶にお金を使うなんて」という意識からだろうが、我々外国人研究者の場合は少し違う。
イランの主要街道には、ドライブインが多くあってお茶を飲むことができるが、街道からはずれた場所で調査をしていると、喉が渇いてもドライブインどころか商店さえ見あたらないこともある。自然、ミネラルウォーターのペットボトルかポットを持ち歩くことになる。
こうした事情からお茶のポットを持ち歩く人が多いイランでは、ドライブインや街道沿いの食堂でポットにお湯を詰めてくれるサービスがある。おもしろいのが、ポットの大きさが大きかろうと小さかろうと、ポット一つあたりいくら、という料金設定になっていることだろう。運転手と自分の分しか必要ないので、小さなポットしか持ち歩いていない私にとって、何となく損をした気分になる料金設定である。
by sarasarajp
| 2005-06-12 12:20
| あちこち歩いて思うこと
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