港町
2005年 02月 19日
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ペルシア湾岸の港町を歩くことが好きだ。
その町の人とそこを訪れた人と。月並みな表現だが、雑多な人々が行き交う街を歩いているとほっとすることがある。
イランでも大都市、観光都市とされるテヘランやエスファハーン、シーラーズといった街ですら、残念ながら、まだまだ外国人が珍しいのか、街を歩いていると「外国人だ」とこそこそささやかれ、あるいはまた英語の練習台にされ、またあるいは自分の好奇心を満たすためにこちらの都合も考えずに話しかけられたり、自分に視線を向けようと石やナッツを投げつけたりと、とてもではないが外国人が気軽に歩ける街ではない部分も多い。
しかし、様々な人が訪れ、去っていく港では、日本人がぶらぶらと歩いていても奇異の目を向けられ、話しかけられることはほとんどない。その街の風景の一部として受け入れてもらえる。
インド洋を渡ってインド、パキスタンから来た人、ペルシア湾を挟んだ対岸からやって来た人々、仕事を求めてイラン国内外から集まって来た人。内陸部には見られない喧噪に満ちた街を歩き、足を止め、人々と言葉を交わす。あるいは海岸でぼんやりと波を見る。
海から吹く風は疲れた心を解き放ち、海の向こうへの興味を誘う。
写真は、バンダル・アッバースに近い小さな港町、ミーナーブの木曜市。
その町の人とそこを訪れた人と。月並みな表現だが、雑多な人々が行き交う街を歩いているとほっとすることがある。
イランでも大都市、観光都市とされるテヘランやエスファハーン、シーラーズといった街ですら、残念ながら、まだまだ外国人が珍しいのか、街を歩いていると「外国人だ」とこそこそささやかれ、あるいはまた英語の練習台にされ、またあるいは自分の好奇心を満たすためにこちらの都合も考えずに話しかけられたり、自分に視線を向けようと石やナッツを投げつけたりと、とてもではないが外国人が気軽に歩ける街ではない部分も多い。
しかし、様々な人が訪れ、去っていく港では、日本人がぶらぶらと歩いていても奇異の目を向けられ、話しかけられることはほとんどない。その街の風景の一部として受け入れてもらえる。
インド洋を渡ってインド、パキスタンから来た人、ペルシア湾を挟んだ対岸からやって来た人々、仕事を求めてイラン国内外から集まって来た人。内陸部には見られない喧噪に満ちた街を歩き、足を止め、人々と言葉を交わす。あるいは海岸でぼんやりと波を見る。
海から吹く風は疲れた心を解き放ち、海の向こうへの興味を誘う。
写真は、バンダル・アッバースに近い小さな港町、ミーナーブの木曜市。
by sarasarajp
| 2005-02-19 00:21
| ホルモズガーン州
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